サガン鳥栖の新シーズンに向けた初練習が公開され、選手たちに指示を出すルイス・カレーラス監督(中央左)=鳥栖市の北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖が15日、新しいシーズンに向けて本格始動した。スペイン出身のルイス・カレーラス新監督の指揮の下、初日からボールを使った練習に取り組むなど積極性が際立った。昨季14位に沈んだチームは新たな布陣で一気の巻き返しを図る。

 鳥栖市の北部グラウンドで午前10時に始まった初練習には、フェルナン・トーレス選手や小野裕二選手ら26人が参加。軽いランニングと体幹トレーニングで体を温めた後、早速ボールを使った練習などを約2時間こなした。

 フィッカデンティ氏ら歴代監督が走り込み重視のスタートだったのに比べると違いは明らかだ。「サッカーはボール練習が基本。単に走るのではなく、各ポジションに必要な動きを実践の中から浸透させる」とカレーラス監督。自身も選手に交じってボールを蹴った。名前を呼び、コミュニケーションを取る姿も見られ、豊田陽平選手は「すでに選手の名前と顔を覚えている」と感心しきりだった。

 加入2年目となるトーレス選手は「自分の仕事はゴールを決めること。期待されているのは分かっている」とストライカーとしての覚悟をにじませ、在籍14年目のベテラン高橋義希選手は「初日にしてはいい内容。新監督の色が見えてきた」と充実した表情だった。

 チームは16日以降も県内で練習し、20日から沖縄県でキャンプに入る。

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