野球殿堂入りし、喜びのスピーチをする権藤博さん=東京都文京区の野球殿堂博物館

 今年の野球殿堂入りが15日、東京都内の野球殿堂博物館で発表され、鳥栖市出身で横浜(現DeNA)の監督として日本一に輝いた権藤博さん(80)が選ばれた。「一世一代の晴れ姿。自分で自分を褒めてあげたい」と相好を崩した。佐賀県出身のプロ選手の殿堂入りは初めて。

 権藤さんは1961年、中日の新人投手として35勝を挙げ、タイトルを総なめにした。98年には横浜の監督に就任、チームを38年ぶりのリーグ優勝、日本一に導いた。

 引退後21年以上経過した選手らが対象のエキスパート表彰部門で、102票(76・7%)を集めた。部門が分かれる前の07年に9票及ばず表彰を逃したが、今回はエキスパート部門の候補選出11回目で念願の殿堂入りを果たした。

 権藤さんは表彰式のスピーチで「佐賀県の鳥栖市から田舎者が一旗揚げようと思い、プロの世界に入った」と切り出し、「選手に恵まれ、ファンに助けられた。運が良かった」。佐賀県については広島・緒方、西武・辻両監督の活躍に触れ、「野球はすごいし、誇りですね」と語った。

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