千代田庁舎の利活用についての計画案を説明する神埼市庁舎整備課の職員=10日午後、神埼市脊振町の脊振公民館

神埼市が利活用計画案を示した千代田庁舎

 神埼市は新庁舎建設に伴う市千代田庁舎の空きスペースなどの利活用計画案について、10~12日の3日間、神埼市内3カ所で住民説明会を開いた。図書館の拡充や市民活動の拠点となる小ホールやサークル室などを整備する内容で、本年度中に計画案をまとめ、松本茂幸市長に報告する方針を示した。

 検討委員会で2017年から10回協議を重ねた内容を、市庁舎整備課がスライドを使って説明した。千代田庁舎整備の基本理念として「市民サービスの向上につながる」「人や環境にやさしい」など5項目を提示。住民サービスの低下を招かないよう、地域住民の福祉向上に向けた整備を進める案を示した。

 教育委員会がある1階には図書館を拡充して蔵書数の充実を図り、「読み聞かせ室」の新設も目指す。また、中庭にはボルダリングができる空間をつくり、子どもが遊ぶ場所を創出する。2階は会議室を配置し、市民活動やコミュニティーの活性化を図るなどして「ひとづくりの拠点」として機能させる。議場などがある3階は文化活動やサークル活動を実施できる場として活用。防音機能のある議場部分に小ホールを整備し、このほかにもサークル室や多目的室も設ける。

 千代田町で開いた説明会には市民約30人が出席した。質疑では、「図書館充実はうれしい。子どもが利用する場所として整備してほしい」という意見のほか、大規模会議室の整備を提案する意見などが出た。説明会は約1時間で終了した。

 市庁舎整備課は計画案についての意見などを2月1日まで募集している。問い合わせは同課、電話0952(37)0011。

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