太良町出身の女性医学博士大橋リュフについて講演した郷土史研究家の末岡暁美さん=佐賀市のホテルマリターレ創世

新春女性名刺交換会で乾杯する参加者ら

 新年に合わせた女性限定の名刺交換会が14日、佐賀市のホテルマリターレ創世であった。約250人が歓談。神埼市の郷土史研究家末岡暁美さん(63)が、太良町出身の女性医学博士大橋リュフ(1899~1996年)の功績を紹介した。

 県議や市議、大学関係者らでつくる「女性も名刺を持とう会」(大島弘子会長)が女性の社会進出を促そうと毎年開き、18回目となる。

 末岡さんは、晩年に1億円を古里に寄付した大橋博士の知られざる功績を紹介した。大正期、米国で医師として働きながら研究生活を送り、帰国後、日本で10番目の女性博士になったとしながら「日本で産婦人科医として働き、米国やドイツでも活躍した。医学部入試で女子を合格しにくくする不正が表に出た今こそ、こうした素晴らしい女性医師が佐賀から出たことを知ってほしい」と述べた。

 大島会長は「昨年、佐賀女子短大(佐賀市)の理事長と学長に女性が就任し、(肥前さが幕末維新博覧会関連でも)女性の先人にスポットが当たり喜ばしい」とあいさつした。

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