深夜、突如として脇腹あたりに激痛が走り、救急車のお世話になったことがある。体に何が起きているのか分からず「とうとう自分も終わりか」と覚悟した。尿管結石だった◆佐賀県内の救急搬送患者は、一昨年の1年間で3万3千人を超えている。その救急車をめぐる記事が元日の1面トップにあった。高速道路を使って患者を搬送する場合、これまでETC(自動料金収受システム)を通れず、有人料金所の車列に並ばなければならなかったという。ETCを通過できない事実には驚いた◆こうした現状を数年前から訴えていたのが西松浦郡有田町の産婦人科医院「岸クリニック」の医師、岸展弘さん。胎盤早期剥離や切迫早産などの患者搬送で救急車に同乗した際、ETCレーンを通れず、時間のロスに疑問を感じていたとコメントがあった。訴えが実り、今年初めにも利用が可能になるよう整備が進む◆一分一秒を争う救急現場。高速道路を使うケースがどのくらいかは分からないが「一刻も早く」という現場の声が医師から上がり、改善につながった。何よりの朗報である◆ちなみに尿管結石は夜中に救急搬送されるケースが多いらしい。病院に何件も電話してもらい、受け入れ先を探してもらった。メタボリック症候群、尿酸値の高いオジサンは要注意。痛みで気を失いそうになります。(丸)

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