成人式の会場で久しぶりに再会する友人たちに笑顔を見せる新成人たち=佐賀市文化会館(撮影・山田宏一郎)

 14日の「成人の日」を前に、佐賀県内の10市町で13日、成人式が開かれた。あでやかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ“平成最後”の新成人たちは、新たな時代を歩んでいく社会の一員としての自覚を胸に刻んだ。  

 佐賀市は旧市町ごとに8会場で開催、市文化会館では1791人が出席した。秀島敏行市長は「子どもは親だけでなく地域で育むもの。今日からは大人として自分の行動を子どもに示して」とエールを送った。新成人を代表して中山優さん(20)と玉島聡子さん(20)が「成人まで見守ってくれた町と人に恩返しするため、社会人としての自覚と責任を持ち、社会に貢献することを誓います」と宣誓した。

 母子健康手帳を贈る催しもあり、母親から受け取った荒木優花さん(20)は「赤ちゃんのころの写真が多く貼ってあり、大切に育てられてきたことが伝わってきた。きつく当たることもあったが、家族にありがとうを伝えたい」とはにかんだ。母親の真由美さん(51)は「周囲の支えがあってここまで育てられた。感慨深い」と娘の振り袖姿を見つめた。

 県内の新成人は昨年より12人多い8894人。成人式は3日の多久市などを皮切りに、13日までに全20市町で実施された。

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