ゴールする佐賀のアンカー・吉冨博子=西京極陸上競技場

 佐賀県チームは1区平井(肥後銀行)が出遅れて39位でスタート。2区陣内(九電工)が区間19位で粘ると、中学生区間の3区小松(唐津東中)が順位を二つ上げた。

 中盤以降も中高生が奮闘した。5区山下藍(佐賀清和高)、6区渡辺(同)、7区笠原(白石高)がそれぞれ順位を上げて34位に浮上。8区古澤(鳥栖中)が区間12位の力走を見せ、33位でたすきをつなぐと、最終9区の吉冨(メモリード)が4人を抜き、29位でゴールした。

佐賀県チーム成績

                     区 間   通 算

1区(6キロ) 平井見季(肥後銀行) (39)21分14秒

2区(4キロ) 陣内綾子(九電工)  (19)13分15秒 (39)34分29秒

3区(3キロ) 小松夕夏(唐津東中) (17)9分43秒 (37)44分12秒

4区(4キロ) 鶴田紘子(日体大)  (40)14分16秒 (38)58分28秒

5区(4.1075キロ)山下藍(佐賀清和高)(31)14分28秒 (37)1時間12分56秒

6区(4.0875キロ)渡辺夕奈(佐賀清和高)(29)13分41秒 (35)1時間26分37秒

7区(4キロ) 笠原奈月(白石高)(22)13分18秒 (34)1時間39分55秒

8区(3キロ) 古澤日菜向(鳥栖中) (12)10分33秒 (33)1時間50分28秒

9区(10キロ) 吉冨博子(メモリード)(24)33分31秒 (29)2時間23分59秒

 

吉冨4人抜き、中高生も力走

 佐賀県チームは中高生の奮闘が光り、昨年の38位から大きく順位を上げて29位でゴールした。3年ぶりに20位台に滑り込み、樋渡朋子監督(佐賀清和高教)は「選手たちの思いが一つになった」とたたえた。

 アンカーを担ったのは今大会参加選手で最年長35歳の吉冨博子(メモリード)。出場17度目で県チームを一身に背負ってきたベテランは左足に違和感を抱え、本調子でなかった。「少しでも吉冨さんを楽にさせたい」と、佐賀の未来を担う若い力が躍動した。

 3区小松夕夏(唐津東中)が区間17位の粘走で2人を抜くと、5~7区の山下藍(佐賀清和高)、渡辺夕奈(同)、笠原奈月(白石高)も小刻みに順位を上げた。

 初出場の8区古澤日菜向(鳥栖中)は「陸上を始めた頃から出たかった大会。いつもより緊張しなかった」と序盤から飛ばし、区間12位の力走。33位でたすきを受けた吉冨が4人を抜き、20位台に乗せた。

 年末年始の合宿には出場5度目の陣内綾子(九電工)が初参加。中距離が専門で国内トップ選手として活躍を続ける先輩から励ましの言葉を掛けてもらい、「気持ちが楽になった」と古澤。「チームを引っ張れるように、もっと強くなりたい」と成長を誓った。

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