世代を超えて力を合わせ、笑顔が絶えない多久ミュージカルカンパニーのメンバー

定期公演に向けて練習に励む多久ミュージカルカンパニーのメンバー=多久市児童センターあじさい

 市民劇団「多久ミュージカルカンパニー(TMC)」の第8回定期公演が20日、多久市中央公民館で開かれる。今回の公演では、日本の電気工学の礎を築いた多久出身の工学博士、志田林三郎(1855~92)との時代を超えた交流を通じ、未来や人のために生きる意味を問い掛ける。

 地域の史実を題材に創作したミュージカルで、目標を見いだせずにいる16歳の女子高校生が主役。あるきっかけで志田林三郎から指導を受けることになり、なんとなく生きている現状から抜け出そうとする若者の心模様を映し出す。

 小学4年生から80代までの全団員18人が複数の配役を担う。歴史寸劇を上演する「佐賀の八賢人おもてなし隊」代表の青柳達也さん(43)が脚本、演出を手掛ける。

 TMCは2010年に発足し、毎週末に演技や歌、ダンスの練習に励んでいる。主役を務める佐賀商業高3年の林口雪乃さんと、その親友役で佐賀清和高3年の若林萌々子(ももこ)さんは「言葉だけでは言い表せないものを体全体で表現できる」とミュージカルの魅力を話す。TMC代表で志田林三郎役の長尾太さん(51)は「ふるさとの素晴らしさを今に受け継いでいることを伝えたい」と意気込みを語る。

 公演は昼の部(午後2時半)と夜の部(午後6時)の2回。前売り大人1500円、高校生以下500円で、当日は各500円高。問い合わせは長尾さん、電話080(3228)2395。

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