葉の形をしたカードに、維新博の感想や抱負をつづる来場者たち=佐賀市城内の幕末維新記念館

 明治維新150年を記念し、昨年3月から開かれている「肥前さが幕末維新博覧会」が14日、閉幕する。メイン会場の幕末維新記念館(佐賀市城内)は13日も最長約3時間待ちの行列ができ、一日の来場者数で期間中最多となる約3600人が訪れ、幕末維新期の佐賀の功績に思いをはせた。

 記念館は、映像や劇を見終えた来場者が感想や抱負をカードに書いて壁に飾る空間もにぎわった。佐賀市の坂田千草さん(38)は長女一千花さん(7)と一緒に「佐賀大好き」とつづり、「何もない田舎と思っていた佐賀に、こんなにすごい人たちがいた。子どもも誇りと広い視野を持って育ってくれたら」と話した。

 企画から携わってきた維新博事務局の田中裕之次長は「来場者の心を震わせることをテーマにやってきた点が好評につながったのでは。佐賀の歴史にみんなが興味を示し、研究や議論がもっと進んでほしい」と期待した。

 維新博全体の累計来場者は10カ月間で目標の倍以上となる約220万人に上っている。記念館は最終日の14日は午前9時に開館、午後6時前から閉幕の催しが始まり、同6時半から最後のセレモニーが記念館前の広場で開かれる。維新博を映像で振り返るほか、テーマソング「一番星」を歌手の手嶌葵さんが披露する。

このエントリーをはてなブックマークに追加