冊子「幕末・維新期の偉人たち」の作成に尽力した川上校区まちづくり協議会の会員たち=佐賀市大和町の同校区公民館

 川上校区まちづくり協議会(副島義和会長)は、校区にゆかりのある偉人について紹介した冊子「幕末・維新期の偉人たち」を作成した。昨年3月に出版した同様の内容の冊子を、理解しやすいようにと漫画風に編集している。

 明治維新150年の節目を迎えた佐賀県で、地域の偉人たちを後世に伝えていくとともに、次の200年目の事業を見据えて作った。子どもたちの郷土愛を育み、人生の参考してもらう狙いもある。

 A4サイズのカラーで全52ページ。6人の偉人の生きざまや活躍について漫画や文章で説明するほか、各偉人たちの活躍や校区内にある大久保台場について要約した。10代佐賀藩主鍋島直正の藩政改革を支えた永山貞武や、長崎警備に携わり、幕府との交渉役も務めた伊東次兵衛、和歌づくりに励み「佐賀の歌仙」と呼ばれた今泉蠏(かに)守(もり)の3人については漫画で紹介している。佐賀の方言を交えた箇所もあり、ユーモアたっぷりに描いた。

 冊子作成の発起人となった川上校区まちづくり協議会の末次暉壽さん(74)は「描かれている船の帆などは、調べて、当時の様子を再現した」と工夫した点を挙げた。副島会長(78)は「佐賀の七賢人が注目されがちだが、その背景には、今回取り上げた偉人たちの存在や改革があった」と話した。

 作成費は全て地域の企業と住民からの寄付でまかなった。冊子は一部500円で販売する。問い合わせは末次さん、電話090(8350)0173。

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