入校式で記念品を受け取る大平さん(左)=佐賀市役所富士支所

 地元の生産者が新規就農者を育成する「トレーニングファーム」の入校式がこのほど、佐賀市富士町の市役所富士支所で開かれ、大平竜也さん(30)=横浜市出身=が入校した。大平さんは佐賀市のトレーニングファームの2期生として今月から2年間、ホウレンソウの栽培方法を学ぶ。

 大平さんはこれまで建設業界で働いてきたが、「自然が好きで、(農業を)やってみたいと思っていた」という。婚約者が上峰町出身で、結婚を機に移住するのを前に、佐賀での生活に慣れようとトレーニングファームへの入校を決めた。

 大平さんは「自分には農業の知識がない。まずは自分勝手にならず、言われたことを素直にやっていきたい」と話した。「富士町の農家は年々減ってきている。若い人やノウハウがない人でも安心して農業ができることを伝えたい」と町の農業活性化にも意気込みを見せた。佐賀市のトレーニングファームでは現在、1期生3人が研修を受けている。佐賀市トレーニングファーム推進協議会の水田強会長は「1期生3人も活躍している。新しいビジョンを持って挑戦してほしい」と激励した。

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