女性農業者が意見交換し、連携を深めた「第1回さが農業女子サミットinうれしの」=嬉野市社会文化会館リバティ

 佐賀県内の女性農業者が集う「第1回さが農業女子サミットinうれしの」が11日、嬉野市社会文化会館「リバティ」で開かれた。約150人が参加し、農業の苦労や楽しさ、子育てとの両立の難しさなど、日ごろ感じていることを気軽に意見交換し、女性農業者同士の連携を深めた。

 農水省経営局女性活躍推進室の久保香代子室長が講演した。久保室長は、農業従事者の4割が女性なのに経営主は1割以下という現状を紹介。その一方、女性が経営に携わると売り上げや収益力が向上する傾向にあることに触れ、「農業の成長産業化には女性の力が不可欠」と訴えた。

 新聞記者時代に「農業女子」をテーマに連載に取り組んだ村上大祐嬉野市長は「『この人のようになりたい』というロールモデルに皆さんがなって」と励ました。山口祥義知事は「『(農家は、女性は)こうあるもんだ』という、今までの“もんだ症候群”が前提じゃなく、多様性を持って枠にはまらず、女性がのびのび輝ける現場にしていくことが大切」と呼び掛けた。

 代表者によるリレートークや、十数人ごとのグループに分かれて意見交換会もあった。参加者からは「『女性では無理』と言われた悔しさをバネに頑張ろうと思った」「農業は夫婦で乗り越えないといけないことが多いが、その分、絆も強くなった」といった声が出た。

 サミットは、女性農業者の役割拡大と経営参画を促すとともに、ネットワーク化を図ろうと、県農業士会と嬉野市、県が主催した。

 =後日、農業面で詳報します=

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