最終入札会に出品された秋芽ノリの品質をチェックする商社の担当者=佐賀市の佐賀海苔共販センター

 佐賀県沖の有明海で養殖された秋芽ノリの最終入札会が11日、佐賀市の佐賀海苔(のり)共販センターで開かれた。計3回の累計で、販売枚数は4億5633万枚(前季比6%減)、金額は68億5596万円(同8%減)、平均単価は15円02銭(同0円32銭安)。極めて質が良かった前季実績には及ばなかったが、販売高は過去5年の平均を9%上回った。県有明海漁協は「海況が安定しない中ではまずまずの結果。枚数はやや少ないが単価でカバーできた」としている。

 この日の入札会の販売枚数は1億6062万枚、金額20億8958万円。漁が終盤になるにつれて品質が落ちて単価も下がるが、今季は一定の品質を維持できたことに加え、他の産地の生産が伸び悩んでいることもあり、平均単価13円01銭は3回目の入札会としては近年で最も高かった。

 漁協の松尾修参事は今季の秋芽ノリについて「水温が順調に下がらずにプランクトンがあちこちで発生し、全海域で海況が安定しなかった。ただ、タイミング良く栄養塩が戻ってくれたのでいい結果が出た」と総括した。

 25日の第4回入札会からは、摘み取りが本格化している冷凍網ノリが出品される。

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