昨年県内に立ち上げた3人制のデフバスケットボールクラブ「葉隠」のユニホームを示しながら、協議の魅力を語る三瀬稜史選手(中央)=県庁

 聴覚障害者によるデフバスケットボールの大会「アジア太平洋クラブカップ」に出場した三瀬稜史選手(24)=佐賀市東与賀町出身=が10日、山口祥義知事を表敬訪問した。「いろんな大会に参加して、活躍し、経験を積みたい」。手話と身ぶりで意気込みを述べた。

 三瀬選手は福岡のクラブ「EMPERORS」の一員として大会に参加。予選から決勝トーナメントまで全試合に出場し、クラブは8チーム中4位だった。三瀬選手は「あと一歩で3位のメダルに届かず悔しい思いをした」と振り返った。

 現在、東京都で暮らしているが、故郷でもデフバスケットボールに親しんでもらおうと、昨年県内で3人制のクラブ「葉隠」を立ち上げた。「聞こえない分、見ることが大切で、瞬時の判断が求められる。背後の相手の位置などはボディータッチで仲間に伝える。連携からゴールが決まった時が一番うれしい」と魅力を語る。

 デフリンピック出場が中学時代からの目標。昨年7月には渡米し選手としてだけでなく、指導者としての研さんも積んだ。「代表として選ばれるように頑張りたい」と意気込んだ。

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