書作家113人による力作が並ぶ会場=佐賀市の佐賀玉屋

 25回目を迎えた佐賀県女流書展が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。バラエティー豊かな作品113点が並び、9日の初日には約500人の愛好者らが詰めかけた。14日まで。

 県書作家協会正会員の女性110人と、米倉基峰さん、古賀龍雲さん、竹之内幽水さんら男性書家3人も賛助出品した。漢字、かな、調和体、少字数、篆刻(てんこく)、墨象(ぼくしょう)の6部門で作品が出展され、個性豊かな力作が華やかに会場を彩る。

 森園雅舟さんの「無心」は薄墨のにじみが味わい深く、池田廬〓さんの「萬壽(ばんじゅ)」は踊り出すような造形が楽しい。坂井柳香さんの「豚魚之信(とんぎょのしん)」は、象形文字で書かれた魚が愛らしいアクセントを加えている。

 毎年見に来ているという佐賀市の野口良子さんは「着物の布を組み合わせるなど、表装にも趣向が凝らしてあって楽しい」と話していた。書作家らの色紙29点を抽選でプレゼントをする企画もあり、応募は会場で14日まで受け付けている。

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