大隈重信の墓に手を合わせる山口祥義知事=佐賀市の龍泰寺

 早稲田大学の創始者で、明治から大正にかけて2度首相を務めた大隈重信(1838~1922年)の命日にあたる10日、佐賀県佐賀市の龍泰寺で98回忌法要が開かれた。山口祥義知事や同大学の卒業生など約40人が参列し、大隈の功績をしのんだ。

 法要は大隈重信記念館保存会(秀島敏行理事長)が主催。寺の本堂で読経が行われ、参列者焼香を上げた。佐賀市出身で早稲田大学OGの薩摩琵琶奏者、北原香菜子さんによる演奏もあった。

 保存会の中尾清一郎副理事長は「大隈侯は女性教育などで大きな功績を上げた。自らを正す機会を与えられていることを幸せに思う」とあいさつ。初めて法要に参列した山口知事は「(参列できて)感慨もひとしお」と喜び、開催中の幕末維新博に多くの県民が訪れていることについて「大隈侯も喜んでくれているのではないか」と述べた。

 法要後、参列者たちは大隈の墓前で一人一人、手を合わせた。

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