ペリー来航時の佐賀藩や鍋島直正について説明する瀬戸健太郎記者=みやき町の北茂安中

 幕末維新期の佐賀の歴史を伝える佐賀新聞社の出前授業「さが維新塾」が9日、みやき町の北茂安中で開かれた。2年生25人が、ペリー来航時などの10代佐賀藩主・鍋島直正の考えや行動について知識を深めた。

 佐賀新聞鳥栖支社の瀬戸健太郎記者が講師を務めた。瀬戸記者はペリー来航時の佐賀藩や直正の様子について「江戸に駐在していた藩士からの連絡ですぐに来航が伝わり、長崎の警備を固めた」「直正は一貫して開国に反対し、将軍や老中に開国すべきでないとの書簡を送っている」などと説明した。

 生徒たちはメモを取りながら聞き入り、ペリー来航と佐賀藩の関係性を確認。授業後半のグループ学習では「ペリーは開国を成功させ、よくやったと思う」「直正は開国させないように頑張ったが、阻止できなかった」などと意見を出し合った。

 これまでの授業で習わなかったことをいろいろ学べたという千々岩晟矢さん(14)は「ペリー来航を日本側の視点から考えることができた。佐賀藩や日本の歴史に興味が持てた」と話した。

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