1区の重さんから2区の柳川さんへ聖火リレー=平成10年1月10日、佐賀市

 この年の2月7日に開幕する長野冬季五輪に向けた聖火リレーが、佐賀市内で行われた。長崎県から引き継いだ聖火は、県庁を発着点とする12区間12キロの周回コースを72人によってつながれ、福岡県に託された。県内での聖火リレーは1964(昭和39)年の東京五輪以来、34年ぶりだった。

 佐賀市内を反時計回りに回る中央大通り-警察通り-国道34号-西部環状線-国道207号-国道264号のコース。聖火保持者1人、伴走者1人、随走4人の6人一組で1区間(1キロ)を担当した。このうち1区はアトランタ五輪女子ヨットで銀メダルを獲得した故重由美子さんと木下(現深堀)アリーシアさん、2区はアトランタパラリンピック男子マラソンの金メダリスト栁川春己さんらが走った。公募で選ばれた一般市民も加わった。

 冷たい小雨が降り続くあいにくの天気だったが、沿道からは多くの声援がランナーに飛んだ。

 この時の聖火リレーは6日に札幌、鹿児島、沖縄・糸満の3カ所で始まった。2020年の東京五輪に向けた聖火は同年3月26日に福島を出発し、県内は5月10、11日に通過する。(新元号まであと111日)

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