佐賀錦をまとった木目込み人形や名刺入れ、スマホケースなど50点を超える作品が並ぶ=佐賀市のNHK佐賀放送局ギャラリー

 色鮮やかな佐賀錦の世界を紹介する「佐賀錦とSaganishiki作品展」が8日、佐賀市のNHK佐賀放送局ギャラリーで始まった。NPO法人佐賀錦紗綾(さや)の会(井手美弥子理事長、35人)の会員が丹念に名刺入れやスマホケースなどに仕上げている。11日まで。

 会場には佐賀錦を取り入れた木目込み人形や念珠入れ、コインケースなど50点を超える作品が並ぶ。木目込み人形は、複数の色の糸を使って織られた作品もあり、色鮮やか。卍(まんじ)の形が入った紗綾型や編み込んだように見える網代(あじろ)型などの伝統的な文様のほか、曲線が特徴的なオリジナル作品もある。鹿島藩主鍋島直彬(なおよし)の藹子(あいこ)夫人の作品も写真で展示している。

 井手理事長(70)は「以前はハンドバッグの作品が多かったが、今回は初めてスマホケースを作った。佐賀錦は見る角度によって見え方が違うのが魅力の一つ」と話した。

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