不採算店として閉鎖が発表されたダイエー佐賀店=平成10年1月9日撮影、佐賀市

 スーパー最大手だったダイエー(本社・神戸市)が、佐賀市白山の佐賀店を2月末で閉鎖することを明らかにした。周辺地域では佐賀市中心商店街の再生を図る市街地再開発事業が進んでいたが、その前提となる核店舗の閉店は事業全体にも打撃を与えた。

 佐賀店は1972(昭和47)年にオープン。5階建て、売り場面積6200平方メートルの総合スーパーで、ピークだった79(同54)年には51億円を売り上げた。しかし、その後は広い駐車場を持つ郊外型店舗の進出の影響を受け、客数、売り上げともに減少、96(平成8)年度の売上高は14億8500万円まで落ち込んだ。

 全国に店舗を展開したダイエーはバブル崩壊後の1990年代から業績が悪化し、県内にあった関連店舗ではディスカウントストアのトポス佐賀店が95(同7)年に閉鎖。その後も有田店と唐津店が99(同11)年、伊万里店が2002(同14)年に閉店となり、県内から姿を消した。

 旧ダイエー佐賀店には衣料品店「ヒートアイランド」が99年4月から移転営業したが、業績悪化で09(同21)年6月に閉店。その後、佐賀商工会館の移転計画が浮上し、跡地には14(同26)年、「佐賀商工ビル」が新たに完成した。(新元号まであと112日)

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