小城市の「清水の滝ライトアップ(竹灯(あか)り)」事業の責任者だった元市商工観光課長=退職=が、2016年度事業で生じた赤字の一部を市観光協会に肩代わりさせていた問題で、元課長が協会の返還請求に応じ、昨年12月27日に約102万円を返金していたことが7日、協会への取材で分かった。

 返金されたのは、協会の17年度予算で穴埋めした竹灯り事業の電気設備費。業者に架空請求を依頼し不正に支出していたことが昨年8月に明らかになったとして、協会が弁護士を通じて返還を求めていた。

 協会や市によると、竹灯り事業の赤字約334万円のうち、電気設備費とろうそく代の計約202万円を協会に肩代わりさせ、残りは市の予算を流用するなどした。元課長は当時、協会の事務局長を兼ねていた。

 ろうそく代の約100万円については、17年2月の協会の理事会で支出が承認されており、村上清事務局長は「弁護士とも相談した上で返還請求を見送った」としている。

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