佐賀市で観測された部分日食。手前は佐賀城鯱の門=6日午前9時48分(減光フィルター使用)

 月が太陽の手前を横切る際に太陽の一部が欠ける「部分日食」が6日午前、県内でも観測された。佐賀市では欠け始めこそ雲が多かったが、その後は青空が広がり、最も欠ける「食の最大」や元に戻る様子が確認できた。

 佐賀市西与賀町の佐賀市星空学習館では観望会があり、約60人が天体ショーを楽しんだ。家族で参加した杉野友南ちゃん(5)=鳥栖市=は「いつもは丸いのに、お月さまみたい」と話し、望遠鏡や観察用メガネで不思議そうに見ていた。

 日食は地球と月、太陽が並ぶと起きる。太陽の直径は月の約400倍だが、地球からは月の約400倍離れており、見かけの大きさはほぼ同じ。地球から見て月と太陽の中心がずれると、太陽の一部が欠ける部分日食になる。地球から見て月と太陽の中心がほぼ重なった場合は、月が地球から近いと太陽全体が月に隠れる皆既日食に、月が遠い場合は金環日食になる。

 国内での部分日食は2016年3月以来、約3年ぶり。次回は12月26日の部分日食になる。

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