九州モトクロス選手権の国際B級オープンクラスで1位になり、プロの資格を得た古賀翼さん=佐賀市大和町のフィールド佐賀大和

巧みにバイクを操る古賀翼さん=佐賀市大和町のフィールド佐賀大和

 モトクロスの2018年度九州選手権に出場した古賀翼さん(22)=佐賀市=が、国際B級オープンクラスで年間王者に輝いた。古賀さんは12レース中6レースで1位を獲得。来季の上位クラスへの昇格も果たし、プロライダーの資格取得にも成功した。

 古賀さんは昨年、熊本、宮崎の両県で開かれた九州選手権に出場。昨年5月の第2戦で二つのレースで1位になると、続く第3戦でも1位を獲得して累計ポイントで首位に立った。

 古賀さんはモトクロス経験者の父勇姫(ゆうき)さんの勧めで5歳から競技をスタート。小学生の時に複数の大会で優勝し“天才少年”として注目を集めた。しかし、中学3年時のレース中、右足を骨折したことをきっかけに一度は競技を引退。17歳のころに復帰を試みたが、モチベーションが保てず、再び競技から離れた。

 「自信を持てる取りえが見つけられず何となく毎日が過ぎていった」と古賀さん。それでも、20歳の時に「やっぱり自分にはモトクロスしかない」と思い直して復帰を果たすと、メカニックを務める父勇姫さんのサポートも受けながら、約2年で再びトップレベルまで登りつめた。

 仲間の誘いを受けて昨年から北九州のモトクロスチーム「モーションレーシング」に所属。練習の合間を縫ってジュニアクラス育成も手伝いながら、自身の技術向上に努めている。

 古賀さんは「モトクロスというモータースポーツの面白さを佐賀の人たちにも知ってほしい」と抱負を語る。

 

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