「一新」と書き上げる松田朴伝さん=鳥栖市のフレスポ鳥栖

 基山町出身で、福岡を拠点に国際的にも活躍する書家松田朴伝(ぼくでん)さん(78)の新春を祝うパフォーマンスが5日夕、フレスポ鳥栖であり、明治維新150年と改元にかけて「一新(いっしん)」と揮ごうした。

 市の明治維新150年記念事業の一つ。紙のサイズは横9・5メートル、縦2・7メートル。即興の太鼓演奏を伴奏にして、松田さんは巨大な筆で「過去~現在~未来」の歴史を示す、少し蛇行した線を横に引いた。続けて、中央に黒々とした太い線で「新」と書き、その上方に気合いの掛け声とともに「一」を表す赤い点を打って、一気に仕上げた。

 松田さんが鳥栖で書を披露するのは初めて。詰めかけた市民は全身全霊を込めた迫力ある筆の動きを目で追い、大きな拍手を送った。松田さんは「歴史が変わるときにはそれまでを『一新』する、すごいエネルギーと情熱が必要。改元も控え、ぜひ、新しい時代を切り開いてほしいと、魂を込めて書いた」と充実の表情を見せた。

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