久保山健斗さん

子どものころ、通学路に消防団の格納庫があり、毎日「消防団ってかっこいいな。消防車に乗りたいな」と思っていたので、社会人になったら絶対に消防団に入ると決めていました。あこがれだったんです。基山町消防団は当時、20歳からしか入団できなかったので、社会人になってから2年待ちました。20歳になって、外でばったり先輩団員に会った時、その場で入団をお願いしました。自分では「満を持して」というタイミングでしたが「自ら進んで入団してもらったのは初めて」と驚かれました。

7月の県消防操法大会に出場した基山町消防団のメンバー。久保山さんは1番員として出場した

あこがれの団員になってから分かったこともたくさんありました。消防団の任務は消火活動が第一。しかし、火災が発生した時、地元の消防団がいち早く現場に駆けつけ、消火栓へ消防士を誘導するなど、火災現場の周辺でも大切な役割を担っていることが分かりました。約1年前、民家火災が発生し初めて出動を経験し、その思いはいっそう強くなりました。自分たちがいち早く活動することが、被害を最小限に食い止めていると思うと、誇らしい気分になりますね。

どこの消防団も若手団員が不足していると聞きますが、結局、本人の「やりたい」という思いがないと続きません。消防団も時代とともに変化しています。「大変そう」という先入観はいったんリセットしてもらい、地域のために働く仲間が増えたらいいなと思います。
 

先輩から激励メッセージ

久保山君は、機敏な動作で訓練にもよく参加してくれます。今夏の県消防操法大会では、率先して名乗りを上げ、よく走る役割の1番員として活躍してくれました。第2部は経験豊富な人ばかり。いざという時役に立てるよう、これからも地域の方とのつながりを大事にし、消防団への理解を深めてもらえるよう努力していきます。(基山町消防団第2部・天野剛さん)

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