佐賀学園―鳥取中央育英 第1セット、スパイクを決める佐賀学園・大島=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 勝利の瞬間、選手たちはコートに輪をつくって笑顔をはじけさせた。男子の佐賀学園は鳥取中央育英に2-0のストレート勝ち。4度目の出場でうれしい初勝利を飾り、就任20年目の蒲原和孝監督は「春高バレーでやっと勝てた。気持ちがプレーに乗り移っていた」と感慨深げに語った。

 選手権の舞台は3年生を含めて全員が初めて。第1セットは一進一退で、17-18でタイムアウトを取った。「慌てるな。じっくりいけ」。指揮官の言葉に導かれるようにレフト有島拓実の力強いスパイクや南谷健太の速攻で流れを引き寄せた。終わってみれば4点差をつけ、第2セットも勢いそのままに制した。

 チームの大黒柱はU-18日本代表セッターの糸山大賀。巧みなトス回しで攻撃をリードし、2年の有島は「先輩がここぞという場面で声をかけてくれたので、リラックスして打てた」と話した。

 2回戦の相手は全国総体8強の愛工大名電(愛知)。蒲原監督は「策は用意している。悔いのないプレーを見せてほしい」と期待を寄せた。

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