「ガラスの茶室-光庵」で、お点前を披露する古儀茶道藪内流=佐賀市の県立美術館

 佐賀市の佐賀県立美術館で開催中の特別展「吉岡徳仁 ガラスの茶室-光庵(こうあん)」(県立美術館、佐賀新聞社、サガテレビ主催)で5日、お点前のパフォーマンスが行われた。洗練された茶道の所作と光をまとった神秘的なガラスの茶室が相まって、来場者を魅了した。

 この日は佐賀藩の流派に定められていた古儀茶道藪内(やぶのうち)流がお点前を披露した。ガラスの茶室は背面からの光に照らされ、お茶をたてる様子が影絵のようにはっきりとした輪郭を持って浮かび上がった。約15分間、会場は静けさに包まれ、パフォーマンスが終わると拍手が響いた。

 お茶をたてた土橋たまこさん(39)=福岡市=は「普段の茶室とは異なるので空間の取り方に気をつけた。浮いているような感覚だった」と述べた。

 会期は2月11日まで。開館時間は午前9時半から午後6時。入場料は一般と大学生が1300円、新成人は成人の日(14日)まで無料。ガラスの茶室でのお点前披露は19、20の両日と2月10日も行われる。毎週金、土、日曜と祝日は学芸員による見どころ解説も実施する。

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