環境制御に取り組んだ成果と今後の目標について発表するキュウリ農家の中山道徳さん=小城市のドゥイング三日月

 施設野菜やイチゴで導入が進んでいる環境制御技術に関する研修会がこのほど、小城市で開かれた。農家やJA、行政の担当者が出席し、“稼げる農業”の実現のため、さらなる高収量化と品質向上につながる技術を学んだ。

 伊万里市のキュウリ農家中山道徳さん(31)が環境制御技術に取り組んだ成果を発表した。2011年に就農した中山さんは、温湿度管理や二酸化炭素施用、日射比例点滴かん水、ドライミストの装置などを段階的に導入したことで、収量が大幅にアップ。17年産は44トン以上と県内トップレベルとなり、佐賀農業賞の「若い農業経営者」部門の優秀賞も受賞した。

 中山さんは「工夫をすれば成果が上がる。成果が上がれば前向きな投資につながる」とし、ハウスの規模拡大や雇用の導入を進めていることを紹介。「30代のうちに収量50トンを達成したい」と意気込みを語った。

 研修会では、県農業試験研究センターや農研機構の担当者が、県内で実施した環境制御技術の試験結果や先進事例を紹介した。

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