残業の事前申請がなければ、30分前にシャットダウンの「お知らせ」がパソコン画面に表示される=唐津市役所

 佐賀県唐津市は4日、働き方改革の一環で、効率的な業務の遂行に向けて、職員が使用する業務用パソコン(PC)を午後6時に自動停止する試みを始めた。残業を適正に管理すると説明しており、継続して使用する場合は事前に、課長に時間外勤務の命令を受ける必要がある。佐賀県内の自治体では初の取り組みといい、2月以降に本格的に実施する。

 時間外手当が発生する係長級以下の約960人が使用するパソコンを対象にしている。市職員の就業時間は通常午前8時半から午後5時15分まで。事前に時間外勤務の申請をしていない場合、午後5時半にパソコン画面に「庁内ネットワーク端末自動シャットダウンのお知らせ」が表示され、作業中のデータが消失しないように保存を促す。

 移行期間の1月末までは再起動できるが、2月以降は再起動に緊急認証カードが必要になる。

 市は時間外勤務手当として2016年度は3億4912万円(1人当たり約28万7千円)、17年度は3億1585万円(同25万8千円)を支給した。職員課は「仕事の効率化や適正化、課長による業務の把握に努め、結果的に手当支給総額の削減につなげたい」と話している。

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