自らを含めた処分を「厳しいもの」にすると会見で述べた秀島敏行市長=佐賀市役所

 佐賀市の秀島敏行市長は4日、旧富士小学校体育館の改修問題に関わった職員らの処分を「厳しいもの」にする考えを明らかにした。2月議会に提案する方針で、一部職員が本来の組織運営を逸脱していたという反省から、人員配置などの見直しにも踏み込むと、新春記者会見で述べた。

 処分の時期は「議会の調査が行われている段階で、先に処分というわけにはいかない」として、議会の最終報告を待ち、2月議会をめどにすると説明した。

 問題が生じた背景として、人事権や財源が一部職員に集中していたのではないかという質問には「雰囲気的に一部の部門、あるいは人に偏っているという指摘は耳にする。それが事実なら見逃した私にも責任がある」とした上で「そういった部分を払拭(ふっしょく)する人事配置、要項的なものを手直しする必要がある」と述べた。

 改修事業を主導した畑瀬信芳副市長に対する市議会総務委の聞き取り調査が10日に控えており、秀島市長は「ありのままを答えるよう言っている」と話した。独自の第三者委員会の立ち上げは「議会の審議が進みつつあり、強く持ち出す考えはない」と否定した。

 会見前の執務始め式で秀島市長は「新年の喜びも少々控えめ。議会および市民の信頼を損ねた。このような事態を招いた総責任者として申し訳ない。指摘を謙虚に受け止め、再発防止策をまとめ、一刻も早く市民の信頼につなげなければならない」と、集まった約200人の職員に出直しを呼び掛けた。

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