式典会場で晴れやかな表情を見せる新成人=西松浦郡有田町の焱の博記念堂

 佐賀県内で最も早い成人式が3日、武雄市と多久市、西松浦郡有田町であった。振り袖や羽織はかま、スーツに身を包んだ新成人が、成長を見守ってきた家族や地域の人たちに感謝しながら、大人としての自覚と決意を胸に刻んだ。

 有田町の式典は焱(ほのお)の博記念堂であり、新成人227人のうち193人が出席した。松尾佳昭町長は式辞で「夢を持ち続け、新元号になる新しい時代に有田町や佐賀県、日本、世界に新しい風を起こして」と呼び掛けた。

 新成人を代表して辻交起さん(20)が決意を表明した。「平成は大震災など失ったものが多かったが、そのたびに日本全体が一つになり復興してきた」と振り返り「思いやりの心と協力し合うことの大切さを今一度考えたい。強くたくましく生き、地域に貢献することを誓う」と述べた。

 新成人の実行委員が準備した「思い出のアルバム」も上映された。小中学生時代の運動会や修学旅行、部活動などの写真がスクリーンに映し出され、歓声や笑い声が上がった。会場では再会を喜んで手を取り合い、スマートフォンで撮影し合う姿も見られた。

 武雄市では576人、多久市では251人が新成人としての第一歩を踏み出した。成人式は13日まで県内20市町の37会場で開かれる。

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