熱戦を繰り広げる吉岡薫八段(右)と橋口正さん=佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部

 新春恒例の「プロアマ囲碁対局」(佐賀新聞社主催)が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。神埼市出身で日本棋院中部総本部所属のプロ棋士、吉岡薫八段(58)=名古屋市=に、第39期県アマ囲碁最強者の橋口正さん(62)=武雄市=が挑み、橋口さんが254手までで12目半勝ちを収めた。

 第40期県アマ囲碁最強者の麻上能寿さんが県外転勤のため、前期県アマ最強者の橋口さんが2年続けて吉岡八段に挑んだ。橋口さんが先番、吉岡八段の6目半逆コミ出し。昨年と同じく黒・橋口さんの互い小目と白・吉岡八段の2連星で始まった。序盤から橋口さんが堅実に打ち進め、リードを保ったまま進行。中盤に左下隅で勝敗に結び付く大きなコウ争いが発生した。橋口さんが実利を確保し、白が厚みを生かして黒を攻めたが、橋口さんがうまくしのぎ、逃げ切った。

 吉岡八段は「序盤の分かれで形勢を悪くしてしまった。橋口さんの攻めがうまかった」と振り返り「プロになった門下生が11人。後進育成に力を注ぎ、トーナメント戦でも結果を残したい」と今年の抱負を述べた。昨年に続き勝利を収めた橋口さんは「左下の攻防で得をした。2年連続の勝利は信じられない」と話し「県アマ最強者のタイトル奪還に向けて頑張りたい」と目標を掲げた。

 棋譜は後日、本紙囲碁欄に掲載する。

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