サガン・ドリームスの竹原稔社長と握手を交わす鳥栖のカレーラス新監督(左)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 サッカー・J1サガン鳥栖の監督に決まったスペイン出身のルイス・カレーラス氏(46)が22日、鳥栖市内で就任会見に臨んだ。母国の4クラブで監督経験があり、今季14位に沈んだチームの立て直しを担う新指揮官は「私がここにいるのは変化を生むため。長く指揮していい成績を残す」と力強く抱負を語った。

 カレーラス氏は冒頭、「皆さんこんにちは。サガン鳥栖に来られて光栄です。サポーターのみなさんが誇れるチームになるように頑張ります」と日本語であいさつした。

 鳥栖は今季、リーグ最少の29得点にとどまり、会見では攻撃力に関する質問などが続いた。カレーラス氏は、選手として育成年代から所属したスペイン1部・バルセロナで学んだコンビネーションサッカーを追求しており、「目的をしっかり持ってゴールへボールを運ぶことが大事。実現可能だと思っている」と攻撃力アップに自信を示した。

 また、今季の鳥栖のリーグ戦を映像分析したことを紹介し、「全ての選手の力を最大限に発揮させることが必要」などと語った。

 同席したサガン・ドリームスの竹原稔社長は、来季のチーム編成に向けてドイツ、オランダなどの複数人の監督候補と接触したことを明かした上で、カレーラス氏に託した理由について「情熱を持ってこのチームを愛し、育てることができると確信した」と話した。

 今後はトップチームとU-18など下部組織のプレースタイルの統一を図っていく方針で、今季10月から指揮を執り、J1残留に貢献した金明輝(キン・ミョンヒ)氏はトップチームのコーチに充てることも明言した。

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