古賀夏彦さん

 入団したのは今年の春。父も消防団に入っていて、活動する姿を間近で見ていたので、誘われてすぐに入団を決めました。消防団は「行事が多い」「上下関係が厳しそう」「きつそう」といったイメージが先行しがちですが、唐津はくんちの町、曳山(やま)を中心にした地域の組織ができ上がっていますので、個人的には消防団活動もその延長のような感覚で参加しています。

海に向かって放水訓練を行う唐津市消防団唐津支団内町分団の団員

 訓練には団員みんなが熱心で、夏に唐津支団消防操法大会に出場した時は、特にポンプ車操法や小隊訓練に連日励みました。小隊訓練とは、いわゆる「回れ右」など、消防団員として基本的な動作の訓練のことです。初めて見たときは「何のための訓練かな」など疑問もありましたが、団員一丸となって訓練に励む姿を見ているうちに、全体の結束力が強くなっていくのが分かってきて、自分も「あの中に入りたい」と思うようになりました。単調な訓練のようでも、全員そろうためには周りを見ないと、一人ではできません。消防活動は団結力、結束力が必要ですから、とても大事な訓練だと分かりました。
 これまでに大きな火災現場に出動したことはありませんが、ひとたび火災が発生したら、初期消火に迅速に対応できるのは地元の消防団です。いざという時、すぐに駆け付けて、地元の安全を守り続けたいと思います。

先輩から激励メッセージ

 古賀君は素直なおとなしい性格で、みんなからかわいがられています。これから実力を付けて、有事の際は頼れる存在へと成長してほしいですね。内町分団は、みんな使命感を持って自ら考え行動する人ばかり。「やらされている」感を持つ人はいません。個を尊重しながら組織としてもうまく回っている分団だと思います。地域の人から頼られ、町を守っていく存在であってほしいですね。(唐津市消防団唐津支団内町分団班長・大塚立規さん)

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