佐賀銀行本店=佐賀市唐人2丁目

 佐賀銀行は来年1月15日から、スマートフォン端末を使った決済アプリ「OrigamiPay(オリガミペイ)」の取り扱いを始める。スマホ端末を店で提示するだけで、買い物代金が同行の預金口座から引き落とされる。アプリは中国大手電子決済サービス「アリペイ」にも対応する。中国人観光客を取り込み、キャッシュレス社会が県内に到来する大きな第一歩になりそうだ。

 同社のアプリ導入は九州の地銀では初めて。坂井秀明頭取が18日の定例会見で発表した。

 オリガミペイは、利用者がスマホのアプリでQRコードを読み取ると商品、サービスの支払いをできる。店側がタブレット端末や紙で代金に応じたQRコードを示す仕組みで、店側に初期費用がほとんどかからない。コンビニなどでは、利用者が提示したバーコードを店側が読み取って決済する。

 預金口座からの即時決済は午前7時~午後11時に利用できる。「VISA」「マスターカード」のクレジットカードでの後払い決済にも対応する。

 オリガミペイの利用可能な店舗は、コンビニ大手ローソンなど全国約2万店。今回、ベンチャー企業「Origami」(東京)と提携した理由について、坂井頭取は「利用できる店の多さなどが決め手となった。スマホ決済という大きなうねりの中、顧客の利便性向上のためしっかり対応したい」と説明した。

 公共料金や税金をスマホで決済できる「さぎんPayB」も同時に始める。

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