自然と人の魅力発信   地域おこし協力隊・高島亮一さん

 佐賀市出身で、今年5月から上峰町の地域おこし協力隊として活動している。これまでなかった町の観光プランを作成することが目下の仕事で、上峰の豊かな自然やおいしい食べ物をプランに盛り込みながら、多くの観光客に来てもらえるよう試行錯誤を続けている。

 前職は宮城県で貿易関係の仕事に就き、東北のおいしい肉や農産物加工品などを、シンガポールに輸出していた。学生時代は京都で過ごし、ワーキングホリデーでオーストラリアに在住した経験もある。佐賀に帰ってくるたびに地元の良さを感じていた。

 地元に貢献したい気持ちが強くなって上峰町に来たが、自然の豊かさと高齢者をはじめとした町の人の元気の良さが魅力的で、いつもエネルギーをもらっている。この良さを町内外に発信し、多くの人に来てもらえるような町にしていきたい。(上峰町坊所)

 

イオン閉店を好機に 上峰町商工会長・中山博樹さん

 生まれも育ちも上峰町。子どものころはまだ「上峰村」でかやぶき屋根や、風呂や炊事でまきを使う家庭も多く残っていた。のどかな風景の中、学校から帰るとランドセルを放りだし、近くのお宮などで日が暮れるまで遊んでいた。

 当時と比べると、現在の上峰町は近代化したなと思う。道路や上下水道などのインフラが整備され、住みよい町へと変貌し、人口も増えてきた。商工会も後継者不在でやめる人がいる半面、新しい人も入ってきており、活力を何とか維持できている。

 イオン上峰店の閉店が決まり、不安に思っている人も多い。商工業の流れが変わることは間違いないが、われわれにとってはチャンスでもある。再開発の新施設に牽引(けんいん)してもらいながら一緒に頑張っていくつもりだ。

 人と人との触れ合いを大事にしながら「訪れたい町」「住みたい町」を目指していきたい。(上峰町坊所)

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