17日間の舌戦を終えた佐賀県知事選。現職の山口祥義候補(53)と新人の今田真人候補(72)は選挙戦最終日の15日、佐賀市内を重点的に巡った。寒空の下、街頭で手を振ったり有権者と握手を交わしたり。最後の訴えに声をからした一日を追った。

 7時45分・山口候補 佐賀市の選挙事務所に夫婦そろって到着。出発前、顔をそろえた自民党県連や公明党県本部の幹部らと握手を交わし、約70人を前に「われわれの戦いには大義がある。必ず佐賀の時代をつくる」と決意表明をした。

 10時35分・今田候補 以前に暮らしていた金立団地の公民館で個人演説会。車座になって昔話に花を咲かせた後、「オスプレイが佐賀空港に来れば、佐賀は第二の沖縄になる」と危機感を示し、現職の配備計画受け入れ表明を批判した。

 14時29分・山口候補 買い物客でにぎわう大型商業施設近くで演説し「国政課題は賛成、反対で決まるものではない。真(しん)摯(し)に対応していく」と強調した。約15分マイクを握り、施策の実績や政治姿勢を訴え、行き交う車に手を振り続けた。

 15時4分・今田候補 サンタの帽子などをかぶった支持団体のメンバー約20人が待つ交差点へ。必勝祈願のお守りを握り締め「1万人と握手する目標だったけれど、まだ7500人。私の力不足を皆さんの力で補って」と協力を求めた。

 18時58分・山口候補 JR佐賀駅南側で街演車を降り、「一人一人が(投票に)参加することで新しい県政ができる」と訴えた。さらに中央大通りを歩きながら、歩行者や商店街の店主らと握手を交わした。

 19時46分・今田候補 選挙事務所に帰還。「命を守るという皆さんの思いを感じたから頑張れた」と感極まり、「まだ電話はできる」と支持者に協力を呼び掛け、マイクを置いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加