タイの福祉事情や現地の紹介をする佐賀女子短期大の学生=佐賀市の佐賀女子高

 10月にタイに渡航し、現地で車いすを寄贈した佐賀女子短期大の介護福祉専攻の学生が10日、佐賀女子高生ら約70人にタイの福祉事情などを報告した。

 同短大では、2012年から、NPO法人「ヒーリングファミリー財団」(多久市)のプロジェクトに協力し、タイのチェンマイに中古の車いすを贈る活動をしている。今年は学生3人が、事前にきれいに磨き上げた車いすをタイに持参した。

 報告会には、同高校で福祉を学ぶ生徒らが参加。短大生3人が登壇し、タイには海外から大量の車いすが寄贈されるが、重くて大きくて持ち上げることさえできないことを紹介。日本人とタイ人の体格は小柄で似ており、軽くて性能のいい日本の車いすは需要が高く「中古の車いすがあんなに喜ばれるとは思わなかった」と報告した。

 このほか、学校に通えない障害児向けに塾を開いている現地の人を訪ねたことなどを写真とともに説明した。

 同高3年の船津咲奈さん(17)は「体格が合うタイの人に日本の車いすを贈るのはとてもいいアイデア。私も届けたい」と目を輝かせた。

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