左から届け出順で山口祥義候補=白石町総合センター、今田真人候補=唐津市南城内

 佐賀県知事選は、16日の投開票日まで残り1日となった。14日、現職の山口祥義候補(53)は両親の地元・杵島郡白石町で最後の決起大会を開き、新人の今田真人候補(72)は玄海原発に近い唐津市を中心につじ説法を重ねた。選挙戦最終日の15日は両陣営とも、大票田の佐賀市で最後の訴えに臨む。

 山口候補は藤津郡太良町と鹿島市で農業や漁業の振興を訴えた後、両親の出身地の白石町に入り、JAさがの支所に集まった支持者と握手を交わした。町内で行われた杵島郡決起大会では「佐賀県をとんでもなく良くして次の世代に引き継ぎたい」と気勢を上げた。

 選挙中は中山間地や県境も丹念に回り、街演を通じて前回選挙より知名度が上がっていることを実感したと話す。「オール佐賀、チーム佐賀をつくるための選挙で、ベストを尽くしている。愚直に一人一人に訴える」と力を込めた。

 今田候補は東松浦郡玄海町や唐津市肥前町、鎮西町を巡った後、正午過ぎに唐津市の大手口センタービル前の交差点で街頭演説会を開催。約50人の支持者と「オスプレイはいらない」という横断幕を掲げた。共産党の衆院議員や社民党の唐津市議もマイクを握った。

 今田候補は「県内を回る中で原発やオスプレイへの不安や、それを受け入れた現職への不信感をじかに聞けた」と手応えを話す。陣営幹部は「沿道の反応はいいが、どれほど広がりがあるか見えない」と話し、追い込みを掛けている。

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