線路上に橋上駅を建て、駅と一体化した自由通路を架け替える計画だった鳥栖駅周辺。中央やや右側に現在の自由通路(9月、ドローンで空撮)

サガン 最終節でJ1残留

 橋本康志市長が12月3日、橋上駅と自由通路を柱とした鳥栖駅周辺整備事業の白紙撤回を表明した。30年来の課題の駅周辺整備は再び振り出しに戻った。

 鳥栖駅は西側にしか改札がないため、昨年、線路上に橋上駅を建て替え、駅と一体化した自由通路を新設して、東側からも利用しやすくする基本計画を策定。ことし11月28日に基本設計概要と概算事業費124億円を初めて記者発表したが、わずか5日後に大型事業がめじろ押しの中で財政的な見通しが立たないとして事業を白紙に戻した。

 サガン鳥栖は終盤までJ2降格圏に低迷したものの、フェルナンド・トーレス、金崎夢生両FWの補強や監督交代で最終節でJ1残留を決めた。市出身の緒方孝市監督率いる広島東洋カープは球団史上初のプロ野球セ・リーグ3連覇を達成。バレーボールのプレミアリーグで、久光製薬スプリングスが2季ぶり6度目の優勝を飾るなど、スポーツの話題でにぎわった。

 新産業集積エリア(産業団地)整備事業の用地買収で、市の農地法違反が分かり、対応に追われた。九州自動車道の福岡県小郡市に簡易型の味坂スマートインターチェンジ(仮称)を設置する計画の新規事業化が決まった。2024年度の供用開始を目指す。

 「肥前さが幕末維新博覧会」で鳥栖サテライト館が中冨記念くすり博物館に開設された。市も記念事業を展開、田代売薬、はぜろう、鉄道など鳥栖を支えた産業を顕彰した。

5大ニュース

(1)鳥栖駅周辺整備が白紙に
(2)サガン鳥栖J1残留などスポーツの話題にぎわう
(3)新産業集積エリア整備事業で市が農地法違反
(4)味坂スマートインターチェンジの事業化決定
(5)維新博で市も記念事業
 

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