育児休業の制度について説明する中村秀子さん=佐賀市の清和中学校

 国際的な視野を持ってもらおうと国際女性教育振興会県支部が12日、佐賀市の清和中学校でアイスランド視察の報告会を開いた。3年生約60人が、アイスランドの男女の働き方や教育事情などの話を聞き、全ての人が平等で暮らせる社会のあり方を考えた。

 2クラスに分かれて授業を行い、昨年10月にアイスランドを視察した白石町議の中村秀子さんらが講師を務めた。

 中村さんは「男女平等指数」に触れ、アイスランドは144カ国中9年連続で1位、日本は114位と説明した。夫婦それぞれの育児休業の取得を義務づける法律も紹介し「女性だけ頑張ってもだめ。男性が受け入れて一緒に協力していい国をつくり上げる必要がある」と呼び掛けた。

 教育現場では「自己表現」を最重視しているといい、「自分の考えを持ち、他人の考えを受け入れ、話し合いをして問題を解決していく力が求められる」と国際社会の中で世界各国を相手に議論するスキルを磨く必要性を説いた。

 話を聞いた向井あいさん(15)は「人目を気にしてなかなか発言できないが少しずつ意見を前に出していきたい」。埋金龍聖さん(15)は「今は男性と接することが多いがこれから女性とも接し、協力して男女平等の社会ができたらいいなと思う」と話した。

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