手すきでのりを作る児童ら=佐賀市の大詫間小

 佐賀市川副町の大詫間小(平田陽介校長)の3、4年生13人が7日、手すきでのりを作った。児童は地元の生産者らに助言を受けて取り組み、地元の特産品について理解を深めた。

 有明海に臨む大詫間地区ならではの体験をしようと昨年から手すき体験を開き、この日は地元の生産者ら7人を講師として招いた。

 ノリに水を混ぜ、20センチ四方の木の枠に流し込んだ後、枠の下に敷いた御簾(みす)で水分を抜き、専用器具で脱水して天日干しした。初めて体験した3年の廣重歩実奈さん(9)は「ノリをうまく木の枠に入れることができた。いつか生産者になりたい」とうれしそうに語った。

 現在、手すきで作る漁業者はほとんどなく、機械で効率よく生産している。漁業器具販売会社の田中健一さん(37)=柳川市=は「手すきは不格好だけど、のり作りの歴史や手作りの温かみを感じてほしい」と話した。

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