講演した「難民を助ける会」の安藤さん=佐賀市の佐賀女子短期大学

 NPO法人「難民を助ける会」のラオス駐在員で看護師の安藤典子さん(48)がこのほど、佐賀市の佐賀女子短期大学で講演した。ラオスでの活動を紹介し、学生たちに「人生をどう生きるのか、しっかり考えてほしい」とエールを送った。

 安藤さんが駐在するラオス・ポンサリー県は医療環境が悪く、診療所に医師がいなかったり、インフラ設備が整っていないため、多くの人が病院に行けずに自宅で出産するという。安藤さんは医師への教育や妊産婦への理解啓発を行い、環境改善に努めている。

 「15の村で活動しているが、村ごとに言語が違う。絵やジェスチャーを使って、分かりやすく説明している」と工夫している点も語った。

 安藤さんはもともと看護師志望ではなく、友人をまねるように医療の世界に入ったという。「『自分に向いているのか』と自問自答してきたが、今はラオスに貢献したいと思う。人生さまざまな経験をするが、それらは必ず将来役に立つ」と語った。

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