小城市議会の一般質問は6~11日に行われ、公共下水道の整備と運営、牛津保健福祉センター「アイル」周辺整備の方向性などについて17議員が質問した。

 【公共下水道】市内の公共下水道の整備率は57%。このうち利用世帯は68%にとどまり、水道料収入が伸び悩む要因になっている。一般財源で赤字を補う状況が続いていることに対し、南里文弘下水道課長は「経費削減に向け、民間企業に部分委託している浄化センターの管理運営を包括(全面)委託に変更することも検討している」と述べた。

 【アイル周辺整備】2015年度に基本構想をまとめたものの、具体的な計画が進んでいない状況に対して議員がただした。市の委託を受けてコンサルタント会社が試算した総事業費は約37億円。江里口秀次市長は「そのまま進めるのは財政的に耐えられない。まずはアイルの改修を検討したい」と方向性を示す一方、改修時期は「明言できる状況にない」と答えた。計画の見直しは否定しつつ、「財源のめどがついた段階で着手していきたい」と述べるにとどめた。

 【障害者雇用】中央省庁や自治体による障害者雇用の水増し問題に絡み、議員が市の状況を尋ねた。江里口市長は「障害者の雇用率は6月1日時点で市長部局が1・81%、教育委員会が2・11%で、ともに法定雇用率(2・5%)を満たしていない」と説明。先進自治体の取り組みなどを踏まえ「しっかりと達成できるように努力していきたい」と述べた。

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