運転手に早めのウインカー(合図)を注意喚起する道路標示=佐賀市の佐賀北警察署前交差点付近

早めのウインカー(合図)を呼び掛ける看板を設置する作業員=佐賀市の佐賀北警察署前

 佐賀国道事務所と佐賀市は11日、交通マナー向上のため、右左折や進路変更時に早めの合図を呼び掛ける「ウインカーマーク」を、佐賀北警察署前交差点付近に試験的に設置した。九州では初めて。

 ウインカーマークは、道路表示を15カ所、看板を7個設置。交差点から最も近い道路標示は、国道は停止線から約60メートル、市道は約30メートル手前にあり、看板も合わせて設置した。県民に親しみが強いバルーンが描かれ、道路標示の右折レーンは右、左折レーンは左に傾いている。

 県と県警が交通安全指導員や県外運転手に向けて行った意識調査で、佐賀県民の運転マナーで「合図を出さない(遅い)」点が気になると回答した割合が特に多かった。この結果を踏まえ、県交通事故防止特別対策室が8月の「県道路交通環境安全推進連絡会議」にウインカーマークを提案し、設置が決まった。

 同対策室の平川博幸室長は、右左折時は30メートル前、進路変更は3秒前に合図を出すことが決まっていることに触れ、「合図の有無や遅れは追突事故の要因になる。事故防止のため、確実な合図を」と呼び掛ける。

 12日から始まる「冬の交通安全県民運動」の一環。今後、国道事務所などが検証し、結果次第で県内の事故多発交差点などに展開していく予定。

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