丁寧に絵付けされ、餅の上に乗って出荷を待つイノシシたち=鹿島市能古見ののごみ人形工房

 鹿島市能古見の「のごみ人形工房」で、来年の干支(えと)である亥(いのしし)の土鈴づくりが最盛期を迎えている。行儀良く並んだイノシシが大行進をしているように前を向き、出荷を待っている。

 のごみ人形は2種類の土を混ぜた粘土を、合わせ型で成形する。日本画に用いられるにかわと顔料を溶いて丁寧に絵付けをする。

 今年は、猪突猛進する姿をデザインした「いのしし」と丸い餅の上に乗った「もち乗りいのこ」の大小4種類を作った。「もち乗りいのこ」は多産なイノシシにあやかり、新穀でついた餅を食べ、子孫繁栄や無病息災を願った亥(い)の子の祝いを表している。

 工房の鈴田清人さん(25)は「手に取った人が来年も良い年になるように思いを込めた。工程も見て楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同工房、電話0954(63)4085

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