会見で議員が個別に立民会派入りする方針を明らかにした衆院会派「無所属の会」の大串博志幹事長(右)と岡田克也代表=東京・国会内

 立憲民主党との統一会派結成を模索していた衆院会派「無所属の会」は10日、国会内で総会を開き、所属議員13人が個別に立民会派入りを目指す方向性を決定した。大串博志幹事長(衆院佐賀2区)は「後援会など地元の皆さんとよく相談して決めたい」と述べるにとどめた。会派は解散し、岡田克也代表ら大半が立民会派入りする見通し。

 総会後、大串氏と岡田氏は会見を開き、「野党第1党の立民と会派を同じくする方向性を確認した」と説明した。ただ、「(立民会派に入るかどうかは)政治家一人一人に委ねられる問題」とも述べた。

 立民は政党や会派との合流を拒否し、個別議員の会派入りに際し(1)「原発ゼロ基本法」の制定(2)米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対(3)来年10月の消費税増税反対など、政策の一致を条件に掲げていた。

 幹事長として立民との交渉に当たってきた大串氏は政策面に関し「入党ではなく、会派としてふさわしいある程度の理念、政策の共有はある」と話した。

 大串氏は佐賀県内で国民民主党県連と連携し、常任幹事会にもオブザーバーで参加している。「立民に入党するわけではなく、無所属のままなので与党に対抗する勢力として連携しなければならないと思う」との見解を示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加