凌風丸のレゴブロックを紹介する佐野常民記念館の諸田謙次郎館長

レゴブロックで作られた凌風丸を観賞する来場者=佐賀市川副町の佐野常民記念館

 幕末佐賀藩の三重津海軍所で造られた日本初の実用蒸気船「凌風丸」が巨大レゴブロックで再現され、9日、佐賀市川副町の佐野常民記念館にお目見えした。来場者は、約7万ピースを使った作品の大きさや迫力に歓声を上げた。

 凌風丸や、世界文化遺産に登録された海軍所跡を幅広い世代に知ってもらおうと、肥前さが幕末維新博覧会の事務局が企画した。

 全長約5メートル、幅約1メートル、重さ約350キロ。全国のレゴブロック愛好家でつくる「レゴユーザーグループSakura」副代表の森田竜也さん(28)が制作した。「船体の模様や色使い、大砲などを再現し、完成までに約3カ月かかった。国内でも最大級のレゴブロックだと思う」と話した。

 家族で訪れた勧興小5年のダンカン逞希(たくみ)君(11)は「チラシで見た写真と違い、本物はとても立体的だった」と話し、凌風丸に興味が湧いた様子だった。

 作品は来年3月15日まで記念館1階のコミュニティー広場に展示される。期間中、50ピースのレゴブロックで、ミニ凌風丸を作るワークショップも開催する。問い合わせは同事務局、電話0952(25)7253。

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