ニセ電話詐欺の訓練で被害者役の男性から話を聞く女性職員=佐賀市川副町の佐賀信用金庫早津江支店

 年末に向けて警戒してもらおうと、佐賀南署が5日、強盗やニセ電話詐欺の訓練を佐賀市川副町の佐賀信用金庫早津江支店で開いた。金融機関の関係者ら約30人が、警察が駆けつけるまで時間を稼ぐなどの注意点を確認した。

 強盗訓練では逮捕に結びつくよう、犯人の感情を逆なでせずに現金を渡すまでの時間を稼ぐ大切さを学んだ。講師役の警察官が、犯人の特徴を覚えてまとめるなど、役割を細かく決めておくようアドバイスした。

 ニセ電話の訓練は、息子を語る犯人から「会社の書類を紛失し、お金が必要になった」とだまされた高齢の男性が来店した想定で実施。定期預金300万円を解約しようとする男性を、女性職員が説得した。息子の会社に連絡して事実確認するなどとして被害防止に努めた。

 説得を試みた池田めぐみさん(35)は「振り込みが高額の時は何に使われるのか、普段から聞いている。不審に思ったら上司や警察に相談するなどして対応していきたい」と気を引き締めていた。

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