定額で食堂を利用できるミールカードも新入生に人気だ=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 保護者の頭を悩ませる教育資金の手当て。受験費用や大学への納付金、親元を離れての1人暮らしにかかる費用はどれぐらいなのか。佐賀県内の大学生協に現状を尋ねるとともに、ファイナンシャルプランナー(FP)に無理のないお金のため方を聞いた。

 家庭の経済的な負担を少なくするため、通学できる範囲の大学を選択する学生は多い。

 独立行政法人日本学生支援機構の学生生活調査(2016年度)によると、家庭からの仕送り額は年々減少傾向。生活費に占める家庭からの仕送りの割合は、08年が78%だったが、16年には62・7%にまで落ち込んでいる。県内の学生も例外ではない。佐賀大学生協の担当者は「仕送りを受けていない学生も10年くらい前から増えている」と話す。

 同大に入学時に必要になる費用は、大学への納付金が入学金(28万2千円)と前期授業料(26万7900円)。そのほか、交通費や生活用品、教材購入費用などを合わせ127万円程度が必要になる。1人暮らしだと、生活費や新生活用品、入居費用などでさらに50万円ほど必要になる。

 佐賀大では県内からが3割弱、福岡県内が4割を超えるが、自宅から通う学生が多い。

 入学準備費用の内訳を簡単に見てみよう。通学生に人気の一定額の食事利用に使えるミールカードは食事の利用状況に応じて、年額9万3500円(日額530円)、14万2500円(同850円)、17万3千円(同1150円)がある。また、生協に加入している学生の7割が共済(1万2800~1万4800円)に入っている。1年時に半数以上が取得するという自動車運転免許の取得費用は約27万円だ。

 来春から佐賀大学では、全学生のパソコン購入(18万円)が必須になる。全国的な傾向で、九州の国立大では、長崎、宮崎で実施されている。

 専門分野の用語が調べられる電子辞書(3万3千円)も必要になる。佐賀大生協は「全国の生協で一括購入するため、一番安くなる入学シーズンの購入がおすすめ」と話す。

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